JTB、フィリピンに訪日旅行者向け店舗を開設
2016年8月12日 13:05
JTBは12日、フィリピンに訪日旅行者を対象とした店舗「JTB Travel Saloon - Mall of Asia」(JTB トラベルサロン・モールオブアジア店)を13日にオープンすると発表した。フィリピンからの訪日旅行者が急増していることから、訪日旅行者向け旅行商品を販売し、フィリピン発事業の拡大を図るという。
同社によると、今回の新店舗はフィリピン・マニラ首都圏のパサイ市に位置するフィリピン最大のショッピングモールの2階に出店する。商品としては、初めて日本を訪れる人からリピーター向けのグループツアーのほか、個人の自由旅行にも対応できる商品ラインナップも充実させる方針。旅行商品の購入だけでなく、情報提供もできる店舗とし、フィリピンでの訪日旅行の取り扱い拡大を目指すという。
店内には、モール通路側に向けて大型モニター、ポスターラック、パンフレットスタンドを設置し、日本の各自治体や地域のPRを商品と連動して展開する。店舗面積は約26平方メートルで、タガログ語、英語に対応する。
JTBグループは、2020年度末に取扱額2兆円、営業利益400億円を目標としており、日本を中心とした「日本発、日本着。」から世界中の地域と地域を結ぶ地球を舞台にした「世界発、世界着。」へのビジネスモデルの転換を図っている。