「 プリパラ 」ってここが凄い!普通のアイドルアニメとはちょっと違うその理由

2016年8月12日 10:41

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 神アイドル、応援してますかー!?

 アイドルアニメ、増えましたね!特にやはりキラキラしたアイドルというものに憧れる女児に向けたアニメは昔から定番。
そんな中でも昨年からがぜん注目度が上がってきたのは「 プリパラ 」。

 前身であるアニメ「プリティーリズム」のスピンオフ作品、大好評の劇場版「 KING OF PRISM from PrettyRhythm 」があった影響も大きいかと思いますが、それ以前からもその異色な作風は注目を浴びていました。

 でも結局普通の女の子が可愛いカッコして歌って踊るだけでしょ?という人に、ぜひその異色さを知ってもらいたい!

■「 プリパラ 」って女性しか入れないはずなのに男の娘が!


 まず軽く異色な部分に触れていくと、女性しか入れないはずのプリパラパークに男の娘が入ってアイドルとして活動しています。
しかもレギュラー出演キャラ。

 しかも先日「プリパラアイドルの中で一番かわいいんじゃね?」とまで言われていた。

 大量にいる純然たる女子キャラを差し置いて一番かわいいアイドルが男の娘というこのなんというか、アレ感。
年頃の女の子のもとにある日突然現れる「プリチケ」を唯一受け取り、プリパラの神に選ばれたとまで言われるそのレオナ・ウェスト。

 性格は穏やかで女子力も高く、人との衝突を避けつつ大事なものは譲らない芯の強さもある彼は、ライブ直前のコーデ完成ポーズも多分一番女の子っぽいという無敵ぶり。

 かつてここまで、本当は男の娘なのにそれを完全に忘れさせてしまうキャラがいたでしょうか。

 ネタじゃなく本気で忘れてしまいそうで怖い。

■なにを言っているのかわからないキャラがいる


 次に、特徴的な語尾がつきすぎてもはやなにを喋っているのか理解できないキャラがいます。

 「語尾がいくら特殊といっても、言葉の最後につくなら普通に理解できるでしょ」と思われるかもしれませんが、黄木あじみ先生はそうは問屋が卸してくれません。

 例として彼女の登場回のセリフを挙げますと、
「オッケッケー! やるシャガール! あ、じ、み! ポリスの才能あると思っててダヴィンチ! おまかせかせかせダヴィンチ!」
ですからね!!このとき登場回なのでまだセリフもゆっくりめでまだ語尾も少ないほうですからね!!

 それが最終的には

 「久しぶりあんドリアン懐かしイーゼルじゃなかった懐かしイチゴ!あじミラクルフルーツ確信持ったのシナノゴールドフロムプラムペルサイユ!久しぶりのふるさとの食べ物おいしくてお肌ピーチぴち!ポンカンのこと覚えてなイチジク?あの頃は楽しかったアーモンド!」

 という感じに進化を遂げます。もはや本気で字幕がないと聞き取れないレベルの早口と語尾の量。

 まず話している内容すら理解できない時点でアイドルアニメのキャラとしてどうなのと思うんですが、この状態で歌まで歌うんですからプリパラってすごい。

■細くて可愛くて、歌のうまい子だけがアイドルじゃない


 さて、最後にほかのアイドルアニメとは決定的に違う点を!

 この作品、がっしりぽっちゃり体型の子も、にこにこ笑えない子でも、歌が苦手な子でもアイドルとしてステージに立つことができます!

 もちろん、中には挫折したりアイドルをあきらめた子も多いという設定ですが、そんな彼女たちのコンプレックスから生み出されたボーカルドールであるガァルルがデビューし、ユニットを組み、笑顔でステージにいるというその感動はもう!胸が熱くなります!

 さらにがっしりぽっちゃり体型のちゃんこさん。

 名前の通りいわば力士体型の彼女ですが、劇場版ではそれはもうセクシーなステージで度肝を抜いてくれました!
先日ようやく地上波でちゃんこさんのステージを流してくれたのでやっとこれを書ける!!ありがとう公式!!劇場でちゃんこさんのステージを見て、あまりのダイナマイトセクシーさにずっとこれを書きたくて仕方なかったんです!

 「みんな友だち、みんなアイドル!」のキャッチコピーの通り、どんなキャラでもステージに立ちたいと望めばアイドルとして歌うことができる!

 これがプリパラの凄いところだと思います。

 この記事で興味を持たれた方、来週からは強力なチームが作中に復帰するタイミングです!是非この機会に視聴を!

『プリパラ』4月から新シリーズ開始!大人も楽しめる女児向けアニメ

(あにぶ編集部/井之上)

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