中国50都市の住宅時価総額は3334兆円、米国全体を超える

2016年8月10日 15:25


*15:29JST 中国50都市の住宅時価総額は3334兆円、米国全体を超える
中国住宅の時価総額は、米国のそれを超えて推移している。主要50都市だけでも、住宅物件の時価総額が今年6月時点で219兆人民元(約3334兆円)規模に膨らんだ。一方、米国家庭の実物資産(主に住宅)は30兆米ドル(約3037兆円)にとどまる。うち中国6都市は、ニューヨーク(NY)の1兆米ドルを超過。なかでも上海市と北京市はNYの5倍、深セン市はNYの3倍、南京市と杭州市もNYを超えている。価値線が9日に伝えた。
各市の平均成約額、住宅戸数から算出したという。中国各都市の住宅時価総額は、上海市が32兆8800億人民元、北京市が32兆4800億人民元、深セン市が18兆5900億人民元、広州市が9兆3200億人民元、天津市が8兆9300億人民元、重慶市が6兆9600億人民元、南京市が5兆7500億人民元、杭州市が5兆5700億人民元、蘇州市が5兆4600億人民元、温州市が5兆2300億人民元など。

【亜州IR】《ZN》

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