【アニメ漫画キャラの魅力】ゴミ捨て場のパソコンから運命は変わった!主人公「本須和秀樹」の魅力とは?『ちょびっツ』

2016年8月10日 09:12

 「ちぃ」を拾ったことからパソコンをめぐる様々なアクシデントに巻き込まれることになった男の子「本須和秀樹」。特別頭が良いわけでもなく、お金持ちでもなく、突出した才能があるわけでもない普通の男の子ですが、「ちぃ」に「アタシだけのヒト」と選ばれます。今回は、そんな「本須和秀樹」の魅力について紹介させて頂きます。

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本須和秀樹とは?(ちょびっツ)

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■秀樹の特徴って・・・?


 北海道出身で、予備校通学のために上京してきた浪人生。予備校に通っているシーンはあるものの、その生活のほとんどは「ちぃ」の面倒か、バイトか、周囲のトラブルに巻き込まれているか・・・のいずれかの為、あまり勉強熱心な様子は見られません。お世辞にも広いとは言えないアパートで「ちぃ」と同居していますが、その狭さゆえに隠し切れないエッチなビデオが、「ちぃ」や管理人さんの目に触れており、「所詮こいつも男か・・・」と思わせる健全男子です。

 パソコンがテーマの漫画なのに、ものすごいスペックを持った「ちぃ」の持ち主であるのに、本人はパソコンの素人という意外性を持った主人公。ここまでくると、もはや最大の特徴は“普通であること”なのかもしれません。

■ちぃの持ち主


 ごみ捨て場に捨てられていた「ちぃ」を拾った理由は、年頃の男の子にありがちな「お金がないけれどもエッチなサイトは見たいから」です。その欲望を満たす為には、「ちぃ」はちょうど良い掘り出し物だったわけです。その割には、ちぃを他の家電製品と同一に扱うことなく、お金がない中で服を用意したり本を買ってあげたりと、とても大切に扱っています。自分の欲望より他人への優しさを素で実践できる「いいひと」。そのいいひとさゆえに、異性とは友達になれても恋愛には結びけられないというのがたまにキズです・・・。

■実は世界を救った男!


 「ちぃ」だけが持つ特別なプログラム、パソコンの個別認識プログラムの破壊。この発動を止めたのは実は秀樹です。秀樹が「ちぃ」のことを特別だと決めたおかげで、このプログラムは発動することなく、人間とパソコンの共存が引き続きできるようになりました。本人は世界を救ったという意識もないでしょうし、他の人も秀樹と「ちぃ」が何をしたかなど知るよしもありませんが、実は偉大なヒーローなのです。

 漫画の主人公にしては珍しく「普通」の人間の秀樹ですが、掘り下げてみると色々な魅力があるものです。特に、コミック最終巻で「ちぃ」に自分の思いを伝える場面はなかなかの名シーン。普通の人間がいかにして世界を救ったか、気になる方はぜひ本編をご覧ください。

【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】

 ★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)

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