ヒトと動物の「キメラ」研究、米国立衛生研究所が助成を検討

2016年8月10日 09:00

あるAnonymous Coward曰く、 米国立衛生研究所が、受精卵を操作して動物の体内で人間の臓器や組織を作製する研究を認め、資金援助の検討も行う方針であることを明らかにした(ScienceヨミドクターAFPSlashdot)。また、これに対しては30日間にわたってパブリックコメント(意見募集)を行うという。

 このような研究の結果、たとえば人間の遺伝子に由来する「人間のために臓器を取り出すための動物」などが実現する可能性があり、それについての懸念も紹介されている。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック

 関連ストーリー: 厚生労働省、糖尿病患者にブタの膵島などを移植する異種移植を国内でも認める方向へ 2016年04月16日 マウスの体内でラットの膵臓を作製することに成功 2010年09月03日 遺伝子操作したブタの肺を「代替臓器」として人間に移植する試み、10年以内に実用化か 2010年02月13日

関連記事

最新記事