働き方改革は経済最優先の中で最優先課題―塩崎恭久厚相

2016年8月7日 14:14

 塩崎恭久厚生労働大臣は働き方改革について「安倍政権の今後3年間の最大のチャレンジということで、経済最優先の中でも最優先の課題と位置づける」とし「日本の企業とかあるいは暮らしそのものの文化を変えていく大きな作業でもあろうかと思う。国民運動的にやっていかないといけない」と語った。

 塩崎大臣は働き方改革実現会議で働き方改革実行計画を年度内に作りあげることになる。加藤勝信一億総活躍担当大臣(働き方改革担当大臣)と「しっかり連携してやっていきたい」と語った。

 また民進党の岡田克也代表が長時間労働の是正観点からも政府は継続になっている労働基準法改正案を一端取り下げ、総理発言と整合性のとれるものに変え再提出すべきとしている「労働基準法等改正案」については「しっかり議論をした上、早期に成立をさせていただければ有り難いと思っている」とした。

 このほか「同一労働同一賃金について、年内をメドにガイドラインを策定することなどを通じて、不合理な待遇格差を是正すべきことを明らかにし、必要に応じ関連法案の検討を深め、早期に国会に提出していくことが大事と思っている」と述べた。(編集担当:森高龍二)

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