もこっち に共感!?「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 」

2016年8月5日 21:56

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 中二病で腐女子的視野で閉鎖的な嗜好の喪女、黒木 智子(くろき ともこ)。通称 もこっち。

 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 」というタイトルから解る通り、主人公 もこっち はとても歪んだ考えの持ち方です。ですが、ところどころ行き過ぎ感はあるものの共感できるポイントがあるのです。

■私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! は、そもそもどんな物語?


 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 」略して「ワタモテ」は、もこっちの空回り感溢れる孤独な高校生活を描いたアニメです。

 原作はマンガなのですが、独特の世界観をアニメでは忠実以上に再現されていて見る人の涙を誘います(同情や悲しくて見てられない的な意味で)。

 コミュニケーションが不得意ないわゆるコミュ障なもこっちは、男子にモテようとイメチェンを試みたりするのですが、何故か盛大なブスが出来上がってしまい、弟の智貴(ともき)に冷たい目で見られてしまいます。

 この智貴、姉もこっちの被害に度々遭います。

 智貴はというとリア充までいかなくても中学生活をエンジョイする普通の少年です。

■もこっち のどんなところが共感がモテる?


 女子高生という響きに惑わされ、中学時代も友達は少なめで男子との接点もほとんどなかったにも関わらず、女子高生にさえなればモテると信じ切っていた少女がもこっちです。

 でもこういう憧れみたいな妄想ってしてませんでしたか?

 私は大人になれば知性も溢れ性別に合った魅力が身につくものだと思っていました。
いえ、全然そんなことはありませんでしたが。

 そして人見知りが激しいもこっち。初めての相手やあまり話さない相手とは挨拶すら困難です。
こんにちはを口から出すにも一苦労。

 心の中ではかなり激しい思いや言葉を吐き出していたり。

 内心では「あいつ嫌な目に遭えばいいのに!」みたいに思ってしまうこと、誰しも一度ぐらいは経験あるのではないでしょうか。

 こういったところに共感がモテる方も多いのではと思います。

■パロディネタも充実秀逸!ここも「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 」の魅力


 「ワタモテ」を見る上での面白いポイントは他作品のパロディが盛り込まれていることです。
一話だけでも多数のパロディが散りばめられています。

 もこっちがプレイしているゲームから立ち読みによった書店や読んでいるマンガ、背景に至るまで元ネタがあったりするので、目が離せません。

 ネットで話題だった話からマンガやゲームが元のものまでたくさんあります。

 パロディネタがない回がないので、あまり詳しくない方でもひとつふたつ「もしかして!」と思えるようなものがあると思いますので視聴の際は探してみるのも一興だと思います。

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』「喪女」のひたむきな努力と悲哀のエッセンス

(あにぶ編集部/礼冥)

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