9月臨時国会を反転攻勢のきっかけに―民進・安住淳氏
2016年8月2日 19:19
民進党の笠浩史衆院議院運営委員会理事は1日開いた党の代議士会で、今国会が法案審議をしない特別委員会設置などを決める3日間の会期になったことに「委員会理事会で年金保険料の株式運用問題や英国のEU離脱など、喫緊の政治課題に関する審議が必要と与党に予算委員会や特別委員会等の開催を求めてきたが与党から前向きな姿勢は示されなかった」とした。
安住淳国対委員長は「(政府・与党は)秋までまったく仕事をする気がないのだと思う」と政府・与党の姿勢を問題とした。
安住国対委員長は、そのうえで「国民の皆さんに申し訳ないと思っている」とし「われわれは少数なので国会開会を強制できないが、そうであれば秋の国会までに態勢を整えて反転攻勢のきっかけにしたい」と9月に召集が見込まれる秋の臨時国会で突っ込んだ議論ができるよう準備するよう求めた。政府は9月臨時国会に補正予算やTPP関連法案などを提出することにしている。(編集担当:森高龍二)