女優パク・シネ、フィリピンに児童福祉施設「シネセンター」建設
2016年7月28日 21:51
女優パク・シネがガーナに続いてマニラにもシネセンターを建設し、注目を集めている。
国際救護団体の飢餓対策(Korea Food for the Hungry International = KFHI)の広報大使として活動しているパク・シネが3月にマニラのサンパロック地域で子供たちにボランティア活動をしている様子がファッション誌『Singles』8月号に掲載された。2011年にガーナでサポートしているアバンネに初めて出会ったパク・シネと海外のファンは、世界の貧困国の子供たちに教育的、情緒的支援を行うため「星の光天使プロジェクト」を開始し、その一環として2013年12月にガーナで「シネセンター」を完工した。
約千人のガーナの子供たちのための図書館や遊び場、基礎プログラムを運営しているシネセンター1号に続き、マニラにシネセンター2号を建設する予定だ。パク・シネと所属事務所S.A.L.T.エンターテインメントの社員らはセンター建設に先立ち、フィリピンのサンパロック地域の子供たちを1対1でサポートしている。パク・シネは3月にフィリピンを訪問してサポートしている子供と対面し、センターの建設予定地を訪問した。
パク・シネはサポートしている子供の家を訪問し、さらに児童サポートセンターの子供たちと一緒に韓国から持ってきた絵の具で白いTシャツを染めて楽しい時間を過ごした。遊び道具のないサンパロック地域の子供たちは、パク・シネとの遊びの体験に非常に興味を持って楽しんだという。また、パク・シネは地域の子供たち約150人を昼食に招待して子供たちが好きな食事を自ら配り、さらにセンター建設記念式も行った。現在使われているフィリピンのサンパロック児童サポートセンターは劣悪な環境や財政上の問題のため、様々な支援を行うことが困難な状況だった。
これから建設されるシネセンターは、子供のための飢餓対策サポートセンターとしてだけでなく地域住民のための多目的文化スペースとしても使用される。公開された写真のパク・シネは、子供たちと笑顔で目を合わせ、その姿は美しく見える。パク・シネとファンによる「星の光天使プロジェクト」は一時的な支援ではなく、世界中の子供たちが情緒的、教育的支援を受け、夢を持ち続けることのできる長期プロジェクトとして行われるため、意義深い。フィリピンのシネセンターは10月に完工する予定だ。
パク・シネは、毎年行われるファンミーティングと写真集の収益金の全額を飢餓対策に寄付してきた。また、飢餓対策(KFHI)が運営している地域児童センター「幸せなホームスクール」を通じ、韓国内の子供たちの放課後学習もサポートしている。
なお、パク・シネは韓国SBS月火ドラマ『ドクターズ』(脚本:ハ・ミョンヒ、演出:オ・チュンファン)でユ・ヘジョン役として出演している。