英国発のアパレルブランド「ALLSAINTS」 今秋、阪急うめだ本店に西日本初の常設旗艦店舗を出店

2016年7月28日 11:01

阪急うめだ本店に出店したPOPUPショップ。ライダースジャケットなどレザーアイテムを売りにする

 英国発のアパレルブランド「ALLSAINTS」(オールセインツ)は8月10日、阪急うめだ本店に西日本初の常設旗艦店舗を出店する。ウイメンズを主体にしたショップインショップで、既存店の中でも初の商品構成の店舗となる。

今後も出店を積極的に推進

強みのレザーアイテム

 日本国内の直営店としては、「ららぽーと東京ベイ店」に次いで2店舗目。今後は、今秋以降には、都市部などの立地に新店舗を出店する計画がある。現在は、日本市場のニーズーや志向を精査する段階であり、明確な出店計画は策定中だ。英国を主体とした欧米市場では、ヤング層から年配層まで、幅広い客層から支持を集めているという。日本市場でも、中・長期的には、グローバル市場同様に、幅広い客層からの支持を集めることを視野に入れている。

 阪急うめだ本店では7月27日から2週間の限定で、ポップアップショップを出店している。8月10日には、ウイメンズを軸とした百貨店初のショップインショップを開設予定だ。ショップ面積は約10坪。レディス商材を軸に品揃えするという。

 阪急うめだ本店のショップは、既存の「ららぽーと東京ベイ店」などと同様の内装だが、メンズ・レディスを展開する同店と比べて異なる点は、レディスを主体にしていること。バッグ・シューズを主体にしたレザーアイテムの展開も強化ポイントの1つだ。

レザーアイテム単体のショップ展開も強化ポイント

今後、強化を図るバッグアイテム類

 レザーアイテム単体のショップ展開も強化ポイントだ。アパレルでは、レザーアイテムを主体にした展開が強みだが、レザー素材を使ったバッグ・シューズ単体の展開も今後の取り組み課題である。具体的には、日本国内のレザー関連販路への拡販がメーンになる。感度の高いセレクトショップや専門店などが主な販路になるようだ。

 2016年度は本格的な出店ラッシュの転機となる。今後も首都圏をはじめ、出店の計画があるようで、ブランド発祥の地、英国と同様に、幅広い客層への浸透を狙っている。7月30日には、阪急うめだ本店において、エンドユーザーに向けた「フォトシューティングセッション」も開催する予定だ。詳しくは、「ALLSAINTS.JP」まで。

(取材・文/樋口尚平

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