【銘柄フラッシュ】フォーサイドなど急伸し任天堂は大引けに小反発

2016年7月26日 16:52

 26日は、昨日ストップ安の急落となった任天堂<7974>(東1)が後場は持ち直して大引けは1.6%高と反発。ポケモン関連株人気の先導役であるだけに、関連株の急激な調整に歯止めがかかるか注目された。

 ポケモン関連株とされて26日も高かった銘柄は、ハピネット<7552>(東1)の5.2%高、タカラトミー<7867>(東1)の3.8%高、松尾電機<6969>(東2)の36.6%高、セレス<3696>(東マ)は「ポケモンGO」の課金に関する期間限定サービスが材料視されたようで4.9%高。東映アニメーション<4816>(JQS)も関連するとされて4.0%高。

 東証1部の値上がり率1位はホシデン<6804>(東1)となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を700円から1240円へ大幅に引き上げたとされて13.2%高。2位はメルコホールディングス<6676>(東1)の10.3%高となり、昨日発表の四半期決算と自社株買いが好感されて2011年以来の高値。共成レンテム<9680>(東2)は四半期決算などが好感されてストップ高の16.2%高。倉庫精練<3578>(東2)は旧・大証単独上場銘柄で時価総額基準に抵触する銘柄の猶予期間が迫るとされて何らかの対策への思惑が広がり12.4%高。

 ベガコーポレーション<3542>(東マ)は6月上場後の値もちが良く「第11回 日経IR・投資フェア2016」に出展とされて10.6%高。フリービット<3843>(東マ)は明日・27日から東証1部に昇格のため買われ6.3%高。フォーサイド<2330>(JQS)は中国最大のポータルサイト「新浪(sina)」やミニブログ「微博(weibo)」に載る広告などの指定代理店になったとされてストップ高の33.6%高。リプロセル<4978>(JQG)は東京工業大学とヒトiPS細胞を用いた共同研究契約などが材料視されてストップ高の19.1%高。コスモ・バイオ<3386>(JQS)は特許権の譲受などが材料視され9.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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