【注目銘柄】日本創発グループは好業績予想で割安感、配当利回り妙味増す

2016年7月25日 09:51

 日本創発グループ<7814>(JQS)は、ミニゴールデンクロスを示現。好業績予想で割安感があり、配当利回り妙味が増す銘柄として注目したい。

 同社グループは、純粋持株会社である株式会社日本創発グループとクリエイティブ事業領、工場運営付帯事業、その他関連会社という各事業領域における事業会社から構成されている。それぞれ独自の強みを持っている。純粋持株会社である日本創発グループは各事業会社の経営管理およびそれに付随する経営資源調達配分の最適化を担うと共に、各社のシナジー創出と経営効率の向上を促進する。

 同社グループの属するクリエイティブサービス業界においては、スマートフォンやタブレットの普及、モバイル通信等のインターネット環境の拡大化の影響を受けて顧客ニーズは急速に多種、多様化していることを踏まえ、同社グループは、多様化するクリエイティブニーズに対して、グループ各社が専門とする技術およびノウハウと、最新設備を備えたグループインフラにより対応している。また、ワンストップで様々なプロフェッショナルサービスを提供できるよう体制を整え、ソリューション営業の強化を図っている。

 今2016年12月期第1四半期業績実績は、売上高が89億3200万円(前年同期比6.7%増)、営業利益が4億1800万円(同2.2倍)、経常利益が4億3500万円(同2.4倍)、純利益が3億1400万円(同3.5倍)に着地。

 通期業績予想は、売上高が350億円(前期比6.5%増)、営業利益が10億円(同86.1%増)、経常利益が9億円(同28倍)、最終損益が6億円の黒字(同4億2800万円の赤字)を見込んでいる。配当予想は24円(第2四半期末12円、期末12円)継続を予定している。

 株価は、6月8日につけた年初来の高値638円円から7月5日安値568円と調整した後、モミ合っているが、ミニゴールデンクロスを示現し、出直る気配となっている。第1四半期業績は大幅増益で順調に推移しており、8月12日に発表が予定される第2四半期決算に対する期待感がある。今期予想PER10倍台と割安感があるほか、配当利回り4.0%と利回り妙味は増しており、ここからの押し目は待ち伏せ買い妙味が膨らみそうだ。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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