【ラブライブ!サンシャイン!! 第3話「 ファーストステップ 」】『「ダイスキ」と「愛」でAqoursは育つ。』

2016年7月21日 15:56

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 皆さんこんにちは。

 さて、第3話が放送されました。

 ラブライブ!1期の3話は「 ファーストライブ 」。

 ということで、いかにμ’sとの区別化を図るのかなぁ…と気になりましたが…

 うん、なるほど。

 そう思いました。

 さて、ではそんな第3話を振り返ってみましょう。

■ラブライブ!サンシャイン!! 第3話「ファーストステップ」ふりかえり


 さあ、今回は前述の通り、「サンシャインはμ’sとはまた違う新たな物語」ということをいかに表現するのかが気になる、わけなんですけれども…。

 序盤から完璧に違いますね(笑)

 何が違うって、まあスマートフォン使って練習するあたり…現代っ子だなぁ。

 ってそんなことが言いたいわけじゃないんですよ(笑)

 μ’sの9人は、神田明神や学校の屋上で練習を。

 それに対して(まだ部として認められてないので単に部室がないだけかもしれないが)3人が練習をしていたのは「海辺」。

 舞台は内浦!ということで海街らしい練習場所ですね。

 (でも、筆者は海街育ちなのでよく分かりますが実際こんなところで練習出来たものじゃありません…。砂は邪魔だしここで汗なんてかいたらベトベトするし…)

 と蛇足を失礼。

 練習をしていると、「ニワブリデスカァ」のあの金髪少女(小原家)の乗るヘリが!?

 それにしてもこの子…普通に日本語喋れるのかな。

 【OP】

 と、この謎の少女が「新しい理事長!!?」

 随分と若い理事長ですが…もしかして…制服フェチで着ておられるのか…!?

 そう思いきや

 「浦の星女学院新理事長 兼 生徒」

 !!!!!??

 そんなのありなんですか…。

 まあ任命状もあるということは本当なのでしょうが…。

 ここで気になったシーンが。

 鞠莉「Oh~~~ダイヤ、久しぶり〜!!ずいぶん大きくなってぇ〜」

 ダイヤ「全く…一年の時にいなくなったと思ったらこんな時に戻ってくるなんて、一体どういうつもりですの?」

 この2人の関係…気になります。

 どうやら鞠莉は1年生の時、ダイヤと一緒にいたことがある…。

 そしてその後転校した…?

 うーん、この2人も、そして果南を加えた3年生組も…謎が深いです。

 そんな新理事長、小原鞠莉が3人に課したミッションは…

 「ファーストライブで体育館を満員にせよ」とのこと。

 廃校の決まっている学校にしてはすごい広い体育館ですよね…。

 こんなに広い体育館を満員にするなんて難しい…と思っていると、

 「生徒だけじゃどのみち体育館は埋まらない!」ということが明らかに。

 ですが、「輝きたい」という思いを断ち切ることはせず、「諦めない!」と曜に言う千歌。

 曜「じゃあ諦める?」

 千歌「諦めない!」

 梨子「…なんでそんな言い方するの?」

 曜「こう言ってあげたほうが、千歌ちゃん燃えるから♪」

 さすが幼なじみ…。

 (千歌ちゃんは梨子ちゃんには渡さないから♪という思いがひしひしと伝わってきますね…。)

 さて、どうにかして体育館を満員にしなくてはならない3人。

 どうやったらお客さんに来てもらえるか考えておりますが…。

 一名、何やら怪しい人が。

 梨子ちゃんがしいたけ苦手なのは何か過去でもあるんでしょうか…(笑)

 チラシ配りに沼津駅を訪れた三人。

 素晴らしいタイミングと勢い、カリスマ性…そしてさり気ないウインク…。

 この完璧な子は一体何なんだ…と驚きが隠せません…。

 千歌は…何か…違うような…

 でも、自分がこれやられたら確実に堕ちますね…(笑)

 そして梨子は…何やら怪しい人物に。

 …まあ、このお団子は明らかに某堕天使さん…。

 何ですかこの怪しい動きは…。

 ここで、おそらくファン待望の「ルビィちゃんと花丸ちゃん」のシーン

 お、どうやらルビィちゃんも姉であるダイヤと同じく相当なアイドル好き…。

 現実世界でも、アイドル雑誌(ラブライブ!ファンならG’sMagazineかな…?)を買っている人って結構ガチな人だったりしますからね…。

 花丸ちゃんは…確かに、「文学少女」って感じの子ですからね。

 それにしても…本の数多くないですか。

 そんな二人に会った千歌。

 ルビィにグループ名を尋ねられて…って、考えてなかったんかーい…!

 舞台は海辺に戻り、グループ名を考える3人。

 スリーマーメイドやら…制服少女隊やら…何やらコメディチックな名前が…。

 そんな時、砂浜にある言葉が書かれていましたね。

 Aqours

 「水」のAquaから取ったであろうその名前を、3人は借りることに。

 グループ名が決まり、本格的にファーストライブの準備にとりかかることに。

 やっぱりスクールアイドルはいいですよね…。

 なんかこう、いろいろな人を(いい意味で)巻き込んで、「みんなで輝いていこう」ってところが…。

 そしてライブ当日。

 雷に大雨…すごく嫌な予感が。

 このようなアニメ作品では、天気がいろいろ表していることも…。ってお約束。

 ですが舞台裏で、3人が、「手を重ねるのではなく、手を繋いでいた。」

 そして、千歌の「温かくて好き…。」

 この言葉がジーン…と心に来ますよね。愛が表れています。

 「さて、ファーストライブ、観客数はどうなるか…。」

 残念ながら、体育館が満員にはなりませんでした。しかし、

 私たちは、スクールアイドル、Aqoursです!

 私たちはその輝きと諦めない気持ちと信じる力に憧れ、スクールアイドルを始めました。

 目標は、スクールアイドル、μ’sです。

 と、輝き始める3人。

 微妙な面持ちの果南…目を輝かせる1年生の3人…。

 綺麗…、そう思った矢先

 突然の停電。

 でも、歌うのを止めず…

 今まで頑張ってきたから…という思いで歌い続けるも。

 泣き出しそうになった、その時。

 たくさんの車、たくさんの生徒、たくさんのお客さん。

 なんと…、

 体育館がお客さんで満員に!!!!!

 割れんばかりの拍手喝采。

 と、ここで、

 曜「彼女たちは言いました。」

 梨子「スクールアイドルはこれからも広がっていく。どこまでだって行ける。どんな夢だってかなえられる。と。」

 ダイヤ「これは今までのスクールアイドルの努力と、街の人達の善意があっての成功ですわ。勘違いしないように。」

 千歌「わかってます。

    でも…でも、ただ見てるだけじゃ始まらないって、上手く言えないけど、今しかない瞬間だから、だから、輝きたい。」

 素晴らしい締めでした。

■【楽曲探求】「ダイスキだったらダイジョウブ!」


 さて、ファーストライブで披露されました1年生3人による、「ダイスキだったらダイジョウブ!」について振り返っていきたいと思います。

 ※今回は正確な歌詞が出せませんでしたので「引用」という形で歌詞表示を致します。

 キラリ ときめきが生まれたんだと 

 気がついた訳は目の前の君だってことさ。

 やってみたい 動き出した心はまだ迷いを抱えて揺れているよ。

 それでもスタートしたのは運命かな?

 気持ちが繋がりそうなんだ

 どうしたらいいの?

 それでも期待で足が軽いよ

 温度差なんて消しちゃえってね。

 元気だよ…元気を出して行くよ。

 キラリときめきが生まれたんだと気がついた時に目の前に君がいた

 キラリ熱くなる自分見つけたよ

 この光は綺麗だよね。

 もっとキラリ眩しい希望

 ダイスキがあればダイジョウブさ。

 この、2年生組の3人らしい歌詞。

 スクールアイドルが大好きで。

 スクールアイドルの力で扉を開けてもらって。

 自分たちも輝きたい。光になりたい。

 そんな気持ちが溢れ出る歌詞ではありませんでしょうか。

 この先、どうなるかは分からない。

 もしかしたら途中で何かが起こるかもしれない。

 動き出した3人の心はまだ迷いを抱えて揺れています。

 それでも、これから作られるであろうたくさんの思い出と、これからへの期待で、彼女たちはこれから羽ばたいていく。

 そんな彼女たちの姿が表れていました。

■ラブライブ!サンシャイン!! 今回の全体感想


ラブライブ!サンシャイン!!  3

画像引用元:youtube.com

 さて、第3話。

 やはり冒頭でも記しましたように、「ファーストライブ」と「ファーストステップ」。

 一体どのような違いが生まれるのか。

 正直、ヒヤヒヤもしました…。

 でも、そんな気持ちだった視聴前とは一変、視聴後、

 「やっぱりサンシャインはいいなぁ。」と激しく思いました。

 何故かって。

 ラブライブ!とはまた雰囲気も、キャラも違っていて…。

 ファーストステップ、そんな彼女たちの最初の一歩は、浦の星女学院の体育館。

 お客さんは…たくさん来てくれました。

 東京は都会であった一方、沼津、内浦は田舎。

 田舎にしかない、住む人の温かさ。

 田舎にしかない、「何かを『がんばろう』と思う人を支えてあげる、応援してあげる」そんな優しさ。

 そんな、「ラブライブ!サンシャイン!!」だからこそ前面に押し出して描ける特別の良さを、とても感じました。

 また、「Aqours」は一体誰が書いたのか。

 これを詳しく、リアルに、探る(いわゆるマジレス)のは面白く無いのでやりませんが…(ダイバー果南ちゃんが書いた説もありますが(笑))

 そしてこの真実は後で語られるのかもしれませんが。

 実際には、ファンの投票で決まったこの名前。

 彼女たちが受け取った「Aqours」という名前。

 誰が書いたかは分からないけれど、「Aqours」をグループ名に借りよう

 「Aqours」という名前が、誰か(=ファン)から貰ったというような流れが、あの短いシーンに美しく表現されていたような気がします。

 沼津の人々の「愛」と。

 彼女たち自身の「地元への愛」と。

 そしてスクールアイドルへの「愛」が、彼女たちを育てていくのでしょう。

 ダイスキがあればダイジョウブ。

 そんな「愛」で、「ダイスキ」で彼女たちが素晴らしい軌跡を作っていってくれることを、楽しみにします。

 【 ラブライブ!サンシャイン!! 第1話「輝きたい!!」感想】「あの人たちも歌ってた。『その日は絶対来る』って。」

(あにぶ編集部/竹取の翁)

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