低年金者への給付金制度など予定通りすべき―民進・岡田克也代表

2016年7月12日 21:35

 民進党の岡田克也代表は消費税引き上げで予定していた社会保障の充実は財源を他から捻出してでもやるべきとし「特に最低保障機能を強化するための低年金の方に対する給付金制度。介護保険の保険料の軽減措置、これ合わせて7000億円ぐらいになると思いますが、これをきちんと予定どおりやるべき」と政府・与党に求めた。

 岡田代表は消費税を10%に上げられなくなったのは「アベノミクスの失敗の結果」とし「その結果を低年金者の方や低所得の方にツケ回しするようなことはやめるべき、予定どおりやるべき」と求めた。

 また財源について「行政改革での捻出もある。公共事業予算の規模を民主党時代に戻すということもある。防衛費を削るというやり方もある。全てやってどうしてもだめなら、それ(不足分)は赤字国債でやる」。消費税の2%引き上げ再延期期間は2年半で、この間の財源ねん出には、そうしたやりくりで賄ってでも実施すべき政策だとの認識を示した。(編集担当:森高龍二)

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