米最大の石炭会社、地球温暖化懐疑派に多額の資金提供を行っていた
2016年7月12日 21:26
米国最大の石炭会社であり、先日連邦倒産法第11章に基づく債務整理を申請したPeabody Energyが、地球温暖化懐疑派に対し多額の資金提供を行っていたことが分かったそうだ(ギズモード・ジャパン、guardian)。
債務整理のために裁判所に提出された同社の会計関連書類から判明したもので、気候変動を否定する業界団体や政治活動団体、シンクタンクなど24以上の組織に対し資金提供を行っていたという。さらに、地球温暖化に懐疑的な議員が多い米共和党系団体には米民主党系団体と比べて2倍の資金提供を行っていることも分かったという。
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