5月の機械受注は前月比減続く 「足踏みがみられる」-内閣府

2016年7月11日 21:21

 内閣府が11日発表した5月の機械受注統計によると、5月の受注総額は4月に比べて11.5%の減少だった。4月は前月比12.8%減だった。民需は、4月の同20.2%減の後、5月は同1.8%の減少。内閣府は基調判断を前月の「持ち直しの動きがみられる」から「足踏みがみられる」に下方修正した。

 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は、5月は前月比1.4%減だった(4月は11.0%減)。内訳をみると、製造業が同6.4%、非製造業(船舶・電力を除く)が0.3%の減少だった。

 官公需は4月の35.7%減の後、5月は7.6%減となった。また、外需は、4月6.9%減の後、重電機、船舶等で増加したものの、産業機械、道路車両等で減少したため14.8%減となった。

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