地方・県連の立て直し課題―民進・岡田克也代表

2016年7月11日 13:28

 民進党の岡田克也代表は10日深夜の記者会見で「いままで関心を持っていただけなかった若い人、赤ちゃんを連れたお母さんなどが熱心に選挙に参加していただいた。新しい民主主義が始まったということを高く評価している」と新しい流れに期待を示した。

 そのうえで改憲勢力が3分の2超になったことに「正々堂々と安倍さんが憲法改正を掲げて論戦した結果ではなく、安倍総理は争点から逃げた。総理であれば、しっかり堂々と改憲を争点にすべきで、そこが非常に不満。重要なことを説明しない。投票日前2週間に党首討論もやらなかった」と争点隠しに不満を隠さなかった。

 また、地方組織の脆弱さについて「関西は京都を除いて全滅状態」と厳しい状況を語り「地方議員の数が減り、県連の機能が弱くなっている県連もある。立て直しが課題だ」と地方組織、とりわけ地方議会での議席獲得を含め、裾野を広げることが最大課題であることを浮き彫りにした。(編集担当:森高龍二)

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