アイ・オー・データ、2コアCPU搭載・読み書き116MB/sの高速NAS―1TBで1万9500円

2016年7月7日 12:16

 アイ・オー・データ機器は、デュアルコアCPUを搭載し、読み書き約116MB/sの高速なデータ転送を実現したネットワークHDD(NAS)「HDL-AAシリーズ」を7月下旬に発売する。価格は、1TBが1万9,500円、2TBが2万3,000円、3TBが3万1,000円(いずれも税別)。

 CPUはCore i5 6600K(3.5GHz)、メモリは4GB、OSはWindows 10 Professional 64bitを搭載。ベンチマークソフトによる実測値で読み書き約116MB/sを記録している。特に書き込み速度は、従来品の約56MB/sから約2倍に向上した。背面にはUSB 3.0ポートを1基搭載し、増設したUSBハードディスクへの読み書きも高速に行うことが出来る。

 購入時は、Windows共有(Samba)などNASの基本機能のみ利用できる状態だが、必要な機能を追加できる「パッケージ機能」を搭載しており、自分好みにカスタマイズすることができる。追加可能な機能は、クラウドストレージ(Amazon S3、Dropbox、Microsoft Azure、Boxなど)との同期、メディアサーバ、ウイルススキャン、外出先からのアクセス、レプリケーションなど。

 古いNASからのリプレイス時に便利な「データコピー機能」も備える。コピー元の共有フォルダーからコピー先の共有フォルダーへ、構成を維持してコピーすることができ、古いNASのデータをそのまま新しいNASへ移行できる。

 一定時間NASへアクセスが無い場合は、自動的に省電力モードに移行してハードディスクがスタンバイ状態となり、消費電力を抑えることができる。同製品の省電力機能に対応している外付けUSBハードディスクも同時に省電力モード切り替わる。

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