テロに屈さない 安倍総理が重ねて強調

2016年7月5日 20:59

 安倍晋三総理は5日開いた邦人7人を含む人質殺害の「バングラデシュ・テロ事件」関係閣僚会合で「バングラデシュのために貢献してこられた方々に対する凶行に、心の底からの強い憤りを覚える。許し難いテロを断固非難する」と語った。

 そのうえで「我が国がテロに屈することは決してない」とし「先日、我が国は安保理議長国として、テロを強く非難するステートメントを取りまとめ、国際社会としてテロの脅威と闘っていくとの明確なメッセージを発出した。今後とも『テロとの闘い』を進める国際社会と共に、日本としての責任を毅然と果たしていく」と強調した。

 また「内外の日本人の安全確保に万全を期していかなければならない。バングラデシュ政府を始め関係国・関係機関等と緊密に協力し、事件の解明に全力を尽くす」とした。

 安倍総理は「一層の緊張感を持って、事件の捜査、海外最前線で活躍する邦人の安全確保、テロ対策強化など必要な対策に全力を挙げるよう」関係閣僚に指示した。(編集担当:森高龍二)

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