7割の子どもがタブレットの利用経験あり 人気は「動画」だが親が利用させたいのは?
2016年7月3日 22:41
BIGLOBEは「子どものタブレット利用実態」についてアンケート調査を実施した。6歳~14歳の子どもと保護者、合計46組の親子に「子どものタブレット利用実態」ついて質問したものだ。 調査日は2016年6月4日、調査方法はアンケート調査。
子どもの7割はタブレット利用経験あり。利用場所は「自宅」が最多だった。利用経験がある子どもは72%。また、利用経験者は「自宅」利用が76%、「学校」での利用は18%で、タブレット未経験の子どもが関心の高い機能は「ゲーム」、低いのは「動画」である。
一方、利用経験のある子どもでは「動画」が一番人気。
タブレットを使ったことがない子どもが使ってみたいタブレットの機能は「ゲーム」。関心が低いのは「映像・動画」と「メール・LINE」。一方、利用経験のある子どもが使って楽しかったと答えたのは「映像・動画」が最多で61%。「メール・LINE」は一番低く9%。
それに対して保護者が子どもに使わせたいタブレット機能は「学習アプリ」だが、実際の利用では「動画・写真」が最多という結果が出た。子どもにタブレットを使わせたことがないと回答した保護者の58%が、「学習アプリ」を使わせたいと回答。子どもに人気の「ゲーム」は一番低く11%だった。また、既に子どもに使用させたことがある保護者に利用目的を質問したところ、「動画・写真」が最多の67%。「ゲーム」は59%だった。
ところで、タブレットやスマホを利用し、簡単にインターネット接続したり、アプリをインストールできる現代は、子供とモバイル端末を巡るトラブルも多くなっている。子供専用にモバイル端末を与えていないという家庭でも、タブレットを共有していたり、親のスマホに子供向けのアプリを入れているというケースもあるだろう。なので、使い方を誤れば深刻な結果を生じる可能性もある。有害サイトをブロックする方法として、携帯電話会社が用意する無料フィルタリングサービスも活用したい(編集担当:久保田雄城)