【注目銘柄】バイテックHDは注目のチャート一目均衡表が買い転換、今3月期2ケタ増益で最高益更新

2016年7月1日 09:31

 バイテックホールディングス<9957>(東1・100株)は、一目均衡表チャートで買いシグナル点灯。割安感があり配当利回り妙味が増す銘柄として注目したい。

 同社グループは、Value Integrated Technologyという社名の由来の通り、従来型のエレクトロニクス商社から、商材・技術・情報を活用しビジネスをコーディネートする新たな機能を備えた「価値創造商社」の実現により、社会の発展に貢献し、グループ総合力を発揮している。

 半導体、電子部品、ディスプレイ等を扱い、電機メーカーに販売すると共に、これまでに蓄積された商社としてのネットワークとノウハウを活かし、ソリューション・技術サポート事業、システム機器事業、EMS関連事業等、顧客の幅広いニーズに対応しているほか、バイテックグループを構成する関連会社と連携し、新たなビジネスステージへの展開を図っている。

 今3月期業績予想は、売上高が160億円(前期比10.0%増)、営業利益が28億円(同13.8%増)、経常利益が22億円(同17.8%増)、純利益が18億円(同44.8%増)と連続営業最高益更新を見込んでいる。配当予想は50円(第2四半期末25円、期末25円)継続を予定している。

 株価は、1月4日の年初来高値1262円から2月12日安値861円まで調整。4月8日に年初来安値850円と売り直され底値確認し、6月24日高値1054円と上昇。その後、モミ合っているが、一目均衡表では遅行スパンが株価を上抜け買いシグナル点灯している。同社は、計測機器についてニッチマーケットへの機器販売を進めているが、特にバイオ・医療・エネルギー分野でのニッチ・オンリーワン商品の開発、保守メンテナンス事業の積極展開等を推進し、高付加価値ビジネスを創造していることが注目される。今期予想PER8倍台と割安感があり、配当利回り4.7%と利回り妙味も増す。水準訂正高に向かうか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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