ヴァレンティノ東京初の旗艦店が表参道ヒルズに - デニムのカスタムオーダーサービスも

2016年6月29日 18:15

ヴァレンティノ(VALENTINO)は、東京初の旗艦店を東京・表参道ヒルズに、2016年7月2日(土)オープンする。


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ストアコンセプトのキーワードは‟古いものと新しいものの融合”。イギリス人建築家デイヴィッド・チッパーフィールドがデザインした店内は、真鍮やガラス、カララマーブルといったマテリアルが贅沢に用いられ、優雅な雰囲気が広がっている。ストアを象徴する大理石の柱、大きなガラスのファザードは、宮殿のような雅やかな印象だ。


2フロアからなる店内は、1階にウィメンズ、2階にメンズコレクションを展開。


■1階 ウィメンズフロア


入り口を抜けると、アイコンの‟スタッズ”をあしらったバッグ、スモールレザーグッズといったアクセサリーが来店者を出迎える。


奥へ進むと、シューズ、そして日本の「わび・さび」をインスピレーション源の一つとした、2016年プレフォールコレクションが並ぶ。(16年7月現在)‟キモノ”を再解釈としたコートや襟付きのドレスといったジャポニズムが香るウェアは、ストアに彩りを添えている。


注目は、表参道店限定のレザーグッズ。ホワイトレザーに、シルバースタッズとターコイズを並べた、バッグ・ウォレットなどがラインナップ。また、2016年4月に発生した熊本地震を受け、メイドインジャパンで仕立てたキャンバストートバッグを限定販売。売り上げはすべて被災者支援のため、全額が寄付されるそうだ。


■2階 メンズフロア


3つのゾーンで区切り、ジョン・クラカワーの小説『荒野へ』をテーマにした2016年秋冬コレクションを発売。カモフラージュ柄とスターモチーフを組み合わせた「カムスター」、絞り染めをイメージした「タイダイ」、スタッズを飾った「ロックスタッズ アンタイトルド」と3つのカプセルコレクションが順番に並ぶ。


「ロックスタッズ アンタイトルド」は、漆器に用いられる日本の手法‟金継ぎ”から着想を得たシリーズ。クルーネックニットやトレンチコート、ホワイトシャツなどに、スタッズを縫い合わせるのではなく‟張り合わせた”印象的なアイテムが揃う。


それぞれのアイテムにはナンバーが記されていて、01~012までナンバリングされたタグを装飾。レディースでも同モデルが展開されているので、カップルで揃えて着るのもオススメだ。


目玉となるのは、常設では初展開となるデニムのカスタマイズサービス「メイド トゥ メジャー」。スリム・レギュラー・チノの3型からベースを選び、好みのポケットの裏地、レザーパッチ、ボタン、ステッチをセレクトすることで、自分だけのオリジナルデニムをオーダーすることができる。出来上がりには2か月弱要するそうなので、秋冬シーズンに向けて特別な一本を作って欲しい。


【詳細】

ヴァレンティノ 表参道(VALENTINO OMOTESANDO)

オープン日:2016年7月2日(土)

住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10 表参道ヒルズ本館1F・2F


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