iPhoneでヘッドフォン端子が廃止された場合、音声出力に制限が掛けられる可能性が指摘される
2016年6月24日 18:28
あるAnonymous Coward 曰く、 次期iPhoneはマイナーチェンジになり、最も大きな変更点はヘッドフォン端子の廃止になるという噂がある。Lightning端子が充電およびヘッドフォン出力、その他アクセサリの接続端子を兼ねることになるという。これにより本体はより薄くなり、耐水性能も向上するとのこと。しかし、これに対しDRMによって出力が制限される可能性が懸念されている(THE VERGE、Engadget Japanese、9to5mac、Slashdot)。
たとえば、現在テレビやディスプレイと映像機器をデジタル接続するための規格として普及しているHDMIでは、HDCPという規格でコンテンツの保護が行われ、不正なコピーが行われないようになっている。デジタル接続のみにオーディオ出力を制限されてしまうと、同様の制限が課されてしまい、対応する機器でしか利用できなってしまう可能性があるという。
音楽業界はとにかく「不正」な再生や録音機器に取り締まりをしたいと考えているのは間違いない。また将来的にAndroidとiPhoneでヘッドフォンの規格が異なってしまう可能性もある。
スラドのコメントを読む | YROセクション | DRM | アップル | iPhone
関連ストーリー: Oculus、Rift向けタイトルをほかのVRデバイスでは利用できないようにするためDRMを強化へ 2016年05月27日 JPEGへのDRM導入が提案される 2015年10月20日 Windows 10では「SafeDisc」や「SecuROM」といったDRMがサポートされない 2015年08月21日