【銘柄フラッシュ】ウインテストなど急伸し新規上場のジェイリースは好発進

2016年6月22日 17:04

 22日は、東証1部の値上がり率(上場投信を除く)1位がフォーカスシステムズ<4662>(東1)の18.7%ストップ高となり、UBIC<2158>(東マ)などと医療へのAI(人工知能)活用などが材料視されて急伸。2位は東京鐵鋼<5445>(東1)の13.1%高となり、投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネジメントの保有などが材料視されて一時ストップ高の22.8%高まで急伸。3位は株価2ケタのランド<8918>(東1)の9.5%高となった。

 本日上場のジェイリース<7187>(東マ・売買単位100株)は九州を地盤に家賃保証事業などを展開し、公開価格は3100円。10時6分に4170円で初値がつき、その後4740円まで上昇。後場は売買交錯となり、終値は3500円。

 巴川製紙所<3878>(東1)は前週末に合宿セミナーを行った投資家グループが注力との見方あり6.0%高。エイチーム<3662>(東1)はオンラインゲームの登録者数拡大に加えて挙式場をVR(拡張現実)技術による360度動画で事前内覧する業界初のシステムが言われて8.9%高。

 ウインテスト<6721>(東2)は有機EL関連株人気や新株予約券の発行による新展開への期待などでストップ高の29.3%高。ぷらっとホーム<6836>(東2)も屋外型IoTボックスソリューションなどが好感されてストップ高の17.3%高。

 ホープ<6195>(東マ)は自治体支援事業を行い、6月15日上場後下値固めだったが、地方創生政策に基づき国立大学が地域学部を、と伝えられ期待が広がりストップ高の23.3%高。GMOTECH<6026>(東マ)はインバウンド向けマーケティングサービスなどが好感されて一時ストップ高の18.4%高となり大引けも17.4%高。フリークアウト<6094>(東マ)は7月上場のLINE向け広告システムなどが言われ8.9%高の大幅続伸。

 ソフトフロント<2321>(JQG)は1位株主Oakキャピタル<3113>(東2)の保有割合が大きく低下との発表を受けて投資育成が一巡との見方があり業績回復が本格化との期待も聞かれて急伸し20.6%高。fonfun<2323>(JQS)は2月も22日に急伸し、3月も22日に月間の高値をつけたことがあるとされて思惑が広がったようで17.7%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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