改憲とTPPで総理と自民を酷評 民進・枝野幸男幹事長
2016年6月22日 10:59
民進党の枝野幸男幹事長は憲法改正に対する安倍晋三総理の姿勢について記者団の質問に答え「安倍総理は憲法を変えたいと言っているが、どの条文を変えるかなどを示さずに、ただ変えさせてほしいと言うだけだ。こんな無責任なことはない」と酷評した。
TPPに関しての自民党の姿勢についても「自民党はTPP断固反対というビラやポスターを貼りまくって政権に復帰した。これは自民党が大ウソつきである象徴だ」とした。
また「TPPの合意内容の情報も公開されない状況で評価しろと言っている。情報を見せないのは守るべきものが守られていないからと言わざるを得ない」と提起した。
また、安倍総理が野党批判を遊説先で展開していることに「『野党は批判ばかりしている』と野党の批判ばかりしている安倍総理。政権党の行うおかしな施策を批判するのは野党の役割だ。与党なら、これまでやってきた自分たちのことを訴えればいい。それをしないで野党批判ばかりしているそんな総理でいいのか」と反論した。(編集担当:森高龍二)