マイナンバーカードに付属するカードケースに対しマイナンバーが格納されているQRコードを隠していないとの指摘
2016年6月22日 10:43
マイナンバーカード(個人番号カード)の交付時に一緒に渡されるカードケースでは、カードの個人番号が記載された部分を隠すようになっており、カードケースに入れたまま利用することで個人番号を提示せずに本人確認に利用できるとされている。しかし、このカードケースで隠されていないQRコードには個人番号が格納されており、スマホ等で撮影することで簡単に個人番号を得ることができるとの指摘がされている(ITmedia、日経ITpro)。
これを受けて、特定個人情報保護委員会が個人番号が格納されているQRコードを読み取る等して収集しないよう注意喚起を行っているようだ。なお、ケースを作成したのは個人情報保護委員会ではないとのこと。
スラドのコメントを読む | YROセクション | YRO | 政府 | プライバシ
関連ストーリー: 富士通などPCメーカー各社、マイナンバーが保存されたPCを修理対象外に 2016年05月25日 マイナンバーカード管理システム障害の原因が判明 2016年05月03日 マイナンバーカード、システム障害を不正アクセスと誤認識してICチップが使えなくなる例が相次ぐ 2016年04月04日 マイナンバー通知カードの紛失や番号流出などが相次ぐ 2016年03月18日 好意を抱いた相手宅に不正侵入してマイナンバーを撮影、マイナンバー法違反などで逮捕 2016年03月17日