テレビを乗っ取り身代金を要求するランサムウェアが登場

2016年6月18日 18:13

あるAnonymous Coward 曰く、 ランサムウェアがテレビを乗っ取り身代金を要求する事例が出てきたそうだ(Engadget JapaneseGIGAZINE)。

 トレンドマイクロが、Android OSをベースとするスマートテレビにランサムウェア「Flocker」が感染した例を報告している。報告されたFLockerは、感染すると画面に警察などの法的執行機関を装って"罰金"と称してユーザーに対し約1~2万円相当のiTunesギフトカードを要求してくるという。

 今回スマートテレビに感染したFLockerはスマートフォンなどを標的としたものとまったく同じもので、感染経路はスパムメールやウェブページの不正リンクなどだと見られている。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | テレビ | セキュリティ

 関連ストーリー: フィッシングメールの93%にはランサムウェアが含まれている 2016年06月07日 ランサムウェア「TeslaCrypt」開発者、復号用のマスターキーを公開 2016年05月24日 トレンドマイクロが「ランサムウェア無料ご相談窓口」を開設、非ユーザーも無料相談可能 2016年05月11日 「喋るランサムウェア」登場 2016年03月08日 デバイス管理者の権限を狙うAndroid向けランサムウェア 2016年02月02日

関連記事

最新記事