一匹の猿がケニア全土を停電させる

2016年6月13日 09:53

7日、水力発電所に入り込んだ一匹の猿により、ケニア全土で3時間以上にわたる停電が発生したそうだ(KenGenのFacebook記事The Next Webの記事The New York Timesの記事)。 この猿はベルベットモンキー(サバンナモンキー)とみられ、Gitaru Power Stationの屋根によじ登り、変圧器の上に落ちたのだという。これにより変圧器が動作を停止したことで、他の機器も過負荷で停止してしまい、発電所からの180MWを超える送電が停止することになる。その結果、ケニア全土で停電が引き起こされたとのこと。 発電所を運用するKenGenによれば、発電所は動物に荒らされないよう電気柵で囲んであったそうだ。また、今回の事故は単発的なものだとしつつ、セキュリティの強化策を検討しているとも述べている。 なお、猿は無事に保護され、ケニア野生生物公社(KWS)に引き渡されたとのことだ。 スラドのコメントを読む | idleセクション | Ximian | 電力 | idle

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