1~3月期のGDP、2次速報値で上方修正

2016年6月9日 11:39

 内閣府は8日、2016年1~3月期の実質国内総生産(GDP)2次速報値を発表、5月18日の1次速報値よりも0.1ポイント上がって、前期比プラス0.5%だった。年率換算は同0.2ポイント上がって1.9%だった。

 大きく変わったのは民間設備投資で、マイナス1.4%からマイナス0.7%に上方修正された。1日に財務省が発表した法人企業統計を反映させた結果とみられる。個人消費も1次速報値の前期比プラス0.5%からプラス0.6%へと小さく上昇した。

 また、2015年度通期では実質GDPが前年比プラス0.8%、名目が同2.2%で、アベノミクスが目標とする実質2%、名目3%に届かなかった。

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