NY金:反発で1262.30ドル、米早期追加利上げ観測後退受けた買い優勢
2016年6月9日 02:51
*02:51JST NY金:反発で1262.30ドル、米早期追加利上げ観測後退受けた買い優勢
NY金は反発(COMEX金8月限終値:1262.30↑15.30)。1257.40ドルから1267.20ドルまで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の早期(6、7月)追加利上げ観測が後退する状況に、金の買いが優勢になった。商品相場が強気トレンド入りとの見方による買いも下支えか。
また、原油高、米株高だったが、米国債利回りの低下にともないドル安傾向になっていることで、割安感による金の買いも強まったもよう。ユーロ・ドルは、一時1.1410ドルまで上昇後も、1.14ドル付近で推移。ドル・円は一時106円59銭まで下落した。《KK》