長野県の霧ケ峰の黒曜石で作られた矢尻、620km離れた北海道前期~中期縄文遺跡(5千~4.5千年前)で出土
2016年6月2日 10:16
北海道福島町・館崎遺跡で縄文前期~中期の地層から出土した黒曜石製の矢尻が、長野県・霧ケ峰周辺の黒曜石で作られたものであることが明らかになった(共同通信、日経新聞)。道内で本州産の黒曜石の矢尻が見つかったのは初めてだという。
霧ケ峰周辺から福島町までは直線距離でおよそ620kmあるとのことで、縄文人が海を越えて交流していた証拠になるという。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | ビジネス | サイエンス
関連ストーリー: 縄文時代のノコギリクワガタが奈良で出土 2011年05月26日 2400 年前のスープが発見される 2010年12月14日 古代の墓から「スイス製腕時計(の模造品)」が出土? 2008年12月17日