Opera Softwareの株主、中国企業のコンソーシアムによる買収提案を受け入れ

2016年5月29日 07:52

Opera Softwareの株主が中国企業のコンソーシアムによる買収提案を受け入れたそうだ(プレスリリースWindows Centralの記事Softpediaの記事)。 提案は発行済みの全株式を1株当たり71ノルウェークローネで買収するというもの。Operaの取締役会は2月に買収提案を承認し、株主にも買収提案を受け入れるよう勧める決議を全会一致で可決していた。 提案期限の24日までに買収が受け入れられたのは、発行済み株式の91.4%、議決権の91.6%にあたる133,978,843株で、提案の最低受け入れ条件を上回ったとのこと。コンソーシアムでは残りの条件を確認後、買収の成否についてオスロ証券取引所を通じて公告を行うとのことだ。 最近Opera Softwareでは広告ブロック機能VPN機能省電力モードなど、さまざまな新機能をOperaブラウザーに搭載して注目を集めている。買収による経営体制や経営方針への影響はないとのことだが、今後の動向についても注目される。 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | Opera | IT | お金

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