【銘柄フラッシュ】メドレックスが急伸し東証1部決定のカネコ種苗とリックスも高い

2016年5月24日 16:54

 24日は、カルソニックカンセイ<7248>(東1)の筆頭株主の日産自動車<7201>(東1)が全保有株を売却と伝えられ、カルソニックカンセイは一時9.7%安まで軟化し大引けは8.6%安。日産自動車も終日軟調反落のまま小動きを続けて0.7%安となった。

 東証1部の値上がり率トップは日本アジア投資<8518>(東1)の14.0%高となり、引き続き政府が日本企業の国際競争力強化に向けて円借款の手続きを3分の1以下にするとの前週報道などが好感されて大幅続伸。2位は株価10円台のランド<8918>(東1)で11.8%高。3位はリズム時計工業<7769>(東1)の10.3%高となり、自社株買いや自己株式の消却が好感されて急伸。

 あすか製薬<4514>(東1)は引き続きActavis社との合弁解消などが材料視されて6日続伸の8.4%高となり、イマジカ・ロボットHD<6879>(東1)は映像・CM制作などから自動運転技術の領域に新展開の期待などが言われて朝から強調推移のまま8.0%高。タカラトミー<7867>(東1)は今期大幅増益見通しなどが蒸し返し的に見直されて7.1%高。ホットランド<3196>(東1)は株主優待の拡充などが好感されて6.6%高。

 カネコ種苗<1376>(東2)とリックス<7525>(東2)は東証1部指定を好感して上げ、カネコ種苗は18.9%高、リックスは28.2%高。

 メドレックス<4586>(東マ)は経皮製剤などの開発進展に注目とされて後場一段高となり23.8%高。ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は最新の画像処理ソリューションや23日開催の機関投資家向け決算説明会などが材料視されて21.9%高。夢の街創造委員会<2484>(JQS)はLINEとの提携が好感されて一時ストップ高となり大引けは15.5%高。アイビー化粧品<4918>(JQS)は業績好調などへの評価衰えずとの見方で連日高値の11.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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