Project Araが動き出す

2016年5月22日 19:09

あるAnonymous Coward 曰く、 Google I/O 2016でProject Araの進捗情報が発表されました(特設サイト)。 2016年第4四半期に開発者版とSDKの配布が行われる予定だそうです。なお、今までは磁石でパーツが留められていましたが、今回発表された試作品では掛け金で留めるよう変更されていました。

 この他、以前のProject Araから大きく変更されたのは、フレームにスマートフォンの基本機能が組み込まれている点だ。フレームに組み込み済みのパーツとしてはCPUやGPU、アンテナ、センサー、バッテリー、ディスプレイが挙げられており、これらのパーツはモジュール交換によるアップグレードが不可能となる。モジュール交換でアップグレードできるスマートフォンの基本機能はリアカメラやスピーカーぐらいになりそうだ。これまでのProject Araで「Endoskeleton(Endo)」と呼ばれていたフレームはモジュール同士を接続するための回路とモジュール固定用の永電磁磁石が組み込まれているだけで、すべての機能をモジュールとして追加する仕組みになっていた。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | IT

 関連ストーリー: Googleよりも一足早く登場したモジュール型スマートフォン 2015年09月29日 Project Ara、試験的な市場投入延期の原因は? 2015年08月22日 モジュール式スマートフォン「Project Ara」、年内に計画していた試験的な市場投入を中止か 2015年08月17日 Googleの自作スマホ「Project Ara」の実物デモが行われる 2015年06月04日 Google、Linaroと共同で自作スマホ向けのカスタム版Androidを開発中 2014年08月04日 モトローラがモジュール型の携帯電話「Project Ara」を発表 2013年10月31日

関連記事

最新記事