ドコモ、不正転売防止のためネットワーク利用制限の対象を拡大
2016年5月21日 13:11
NTTドコモが5月17日、ネットワーク利用制限の対象を拡大することを発表した。「ネットワーク利用制限」は、分割払いで購入した携帯電話端末に対し、代金滞納となる恐れがある場合にネットワークの利用を制限するもの。契約者ではなく携帯電話端末の固有番号によって管理されており、支払いに問題がないユーザーが中古でこのような端末を入手し独自のSIMカードを挿入して使用しようとした場合でも制限は適用される(ITmedia、ケータイWatch、WirelessWire News)。
ネットワーク利用が制限される端末は「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」で調べられる。なお、このサイト上では分割払いで購入した端末は支払いがすべて完了するまでは「△」(注意)表示となるとのこと。
多くの中古携帯電話販売店では、販売する中古端末に対しこのようなネットワーク利用制限が無いことを確認しており、また万が一購入した端末に利用制限が適用された場合補償を行う販売点も少なくないが、ネットオークション等での購入については注意が必要だ。
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