マザーズ指数は大幅反落、SOSEIなど主力株が軒並み急落/マザーズ市況
2016年5月18日 17:13
*17:13JST マザーズ指数は大幅反落、SOSEIなど主力株が軒並み急落
本日のマザーズ市場では、決算発表通過後のマザーズ市況悪化を受けて、SOSEI<4565>を中心とする主力株で売り方の勢いが強まった。急速な下落による需給悪化への警戒感も加わり、マザーズ指数は下げ足を速めた。なお、マザーズ指数は大幅反落、下落率は8%近くに達し今年2番目の大きさとなった。また、取引時間中には下落率が10%に迫る場面もあった。売買代金は概算で3163.56億円。騰落数は、値上がり41銘柄、値下がり177銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、SOSEIが終値で20%近い下落となったほか、JIG−SAW<3914>、グリーンペプタイド<4594>、インベスターズクラウ<1435>といった主力株の下落率が軒並み2ケタに達した。ブランジスタ<6176>は3日連続のストップ安で、ロゼッタ<6182>、モルフォ<3653>、テラスカイ<3915>もストップ安となった。サイバダイン<7779>、ミクシィ<2121>といったその他売買代金上位銘柄も全般軟調だった。一方、アカツキ<3932>は小幅高。一部証券会社の新規高評価が観測されたサンバイオ<4592>や、中国企業との提携検討が材料視されたジェネパ<3195>も上げ幅を縮めたもののプラスを確保した。また、DMP<3652>が連日のストップ高となったほか、新株予約権発行による資金調達を発表したイグニス<3689>、その他インスペック<6656>もストップ高まで上昇した。《HK》