憲法審査会は参院選挙後になる―自民・谷垣禎一幹事長

2016年5月14日 21:28

 自民党の谷垣禎一幹事長は今国会で憲法審査会は開かず、参院選挙後に仕切り直すことになった旨、記者団の質問に答えた。

 谷垣幹事長は記者団から、保岡興治衆院憲法審査会長と会い、今国会では開催しない方向を確認されたということだが、事実関係はと聞かれ「保岡会長がお見えになり、憲法審査会は各党各会派それぞれ発言機会を与えて準備を積み重ねてきたし、多数派にたくさん発言時間を与えるというのではなく、少数会派にも対等に発言時間を与える運営をやって、極めて評価してもらっている。そういうそれぞれの委員会運営が、それぞれの共通の理解があるという慣行を是非今後も維持していきたいということだった」と語った。

 そのうえで、谷垣幹事長は「安岡会長は慣行を前提に来国会というか、参議院選挙後に仕切り直してやっていきたいというようなご報告があり、それで結構ですと申し上げた」と憲法審査会は参院選以降になると語った。

 また、参院選挙に絡んだ記者団の問いに「常識的に考えるとそこ(7月10日選挙日)になるだろうと思って皆、発言されているのだろう。まだ決めたわけではない」と語った。やはり、常識的には7月10日に落ち着くよう。(編集担当:森高龍二)

関連記事

最新記事