【銘柄フラッシュ】ネクシィーズGなど急伸し三菱自はストップ高
2016年5月12日 19:36
12日は、燃費データ問題の三菱自動車<7211>(東1)に日産自動車<7201>(東1)が「約2千億円を投じて三菱自動車の3割強の株式を取得する方向で最終調整に入った」と日本経済新聞などで伝えられ、三菱自動車は大引けまで買い気配のままストップ高の16.2%高。一方、日産自動車は終日軟調で1.4%安。また、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)は今期の黒字化見通しに加え、三菱自と似たような救済的な動きへの期待が言われて急伸12.7%高となった。
DeNA<2432>(東1)が昨日発表の決算などを好感して12.4%高となり、同じくベルーナ<9997>(東1)も急伸14.9%高。カーチスホールディングス<7602>(東2)は自社株買いも発表したため急伸し13.2%高。ネクシィーズグループ<4346>(東1)は出資先がTBSホールディングス<9401>(東1)のTBSテレビと資本業務提携したことなどが好感されてストップ高の19.0%高。
13時に決算を発表した住友林業<1911>(東1)は9.8%高。同じく東レ<3402>(東1)は一気に堅調転換して4.3%高。
大崎エンジニアリング<6259>(JQS)は親会社によるTOBなどが材料になりストップ高の19.1%高。エイジス<4659>(JQS)は好決算を受けて2日連続ストップ高の16.7%高。アークン<3927>(東マ)は米社との提携による新サイバーセキュリティソリューションなどが材料視されてストップ高の19.2%高。フリークアウト<6094>(東マ)は第2四半期決算やモバイルマーケティングプラットフォーム発表などが好感されてストップ高の17.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)