【銘柄フラッシュ】アスコットが8日連続ストップ高となり好決算の清水建設も高い

2016年5月11日 16:40

 11日は、東証マザーズ指数が14時30分頃にかけて一段高の1227.91ポイント高(31.31ポイント高、2.6%高)まで上げて4月21日につけた年初来高値を更新。時価総額が大きく指数寄与の大きいミクシィ<2121>(東マ)が10日発表の3月決算や自社株買いを材料に11.9%高となったほか、そーせいグループ<4565>(東マ)も高値に急接近の1.9%高など、やはり時価総額の大きい銘柄が寄与した。

 一方、東証1部では、やはり10日発表の3月決算が好調だったソフトバンク<9984>(東1)が前場は5.0%高まで上げたものの大引けは1.9%高、同じくスズキ<7269>(東1)も前場の6.6%高に対し大引けは4.0%高など伸び悩みが目立った。好決算を発表した銘柄に次々乗り換える動きがあるようで、13時に3月決算を発表した清水建設<1803>(東1)は一段強含んで3.4%高。14時30分に発表した岡村製作所<7994>(東1)も一段高となり6.8%高。

 アライドアーキテクツ<6081>(東マ)は5月中下旬に「Web&デジタルマーケティングEXPO春」「イーコマースEXPO2016大阪」などへの出展が続くと注目されてストップ高の27.8%高。エイジア<2352>(東マ)は3月決算や今期見通しが好感されて9.3%高の年初来高値。アクトコール<6064>(東マ)は5月末の株式分割などが材料視されてストップ高の20.2%高。アスカネット<2438>(東マ)は空中結像技術に関する期待再燃とされて12.2%高の年初来高値更新。

 アスコット<3264>(JQS)は引き続き中国の保険大手グループの投資ファンドの資本参加や好決算が材料視されて8日連続ストップ高の20.7%高。エイジス<4659>(JQS)は3月決算や今期見通しが好感されてストップ高の20.0%高。ドーン<2303>(JQS)は5月末の株式分割などが材料視されてストップ高の15.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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