Windows 10 Insider Preview ビルド14328、スタートメニューなどが変更に
2016年4月26日 16:53
headless 曰く、 Microsoftは22日、Windows 10 Insider Preview ビルド14328をPC版、モバイル版ともにFastリング向けに提供開始した(Windows Experience Blog、The Verge、Windows Central、BetaNews、WinBeta)。
本ビルドではWindows Inkが追加されており、スタートメニューやタスクバー、アクションセンターなどのデザイン変更が行われた。Cortanaや日本語IMEも改善されている。モバイル版では既に提供されているビルド14327からの変更は少ないが、PC版は前ビルドから大幅に変更が行われたメジャービルドになるとのこと。
Windows InkはWindows 10 Anniversary Updateで提供予定のペンやスタイラスといった入力デバイスのサポートを強化する機能だ。ペン入力をサポートしないデバイスでも、タスクバーを右クリックして「Show Windows Ink Workspace button」にチェックを入れることで通知領域にアイコンが追加され、Windows Ink Workspaceを呼び出せるようになる(YouTube動画: Windows Ink Workspace Demo)。
スタートメニューの変更は以前アナウンスされていたもので、「すべてのアプリ」がトップレベルで表示されるようになったほか、スタート画面では「すべてのアプリ」がグリッド表示されるようになるなどの変更が加えられた。アクションセンターではタスクバーのアイコンが通知領域から時計の右側(タスクバー右端)に移動し、通知の各項目に表示されていたアプリアイコンが削除されるなどの変更が行われている。
タスクバーの時計はマルチディスプレイ環境ですべての画面に表示されるようになり、「カレンダー」アプリのスケジュール機能も統合されている。また、UWPアプリのバッジがタスクバーのボタンにも表示されるようになった。なお、タスクバーの設定は「設定」アプリ内の「個人用設定」に移動した。「設定」アプリでは「Windows Insider Program」が独立したページになり、各設定ページにアイコンが追加されるといった変更も行われている。
日本語IMEでは予測変換やクラウド候補の取得機能が改善されており、一時的に変換履歴の保存を停止する「プライベートモード」が追加された。このほか、ロック画面ではCortanaを使用できるようになり、ユーザーのメールアドレスはデフォルトで非表示となる。また、エクスプローラーは白基調のアイコンに変更されている。皆さんのご感想はいかがだろうか。
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