BEASTのチャン・ヒョンスンが脱退、ソロで活動へ
2016年4月24日 18:49
デビュー8年目の男性アイドルグループBEASTがチーム再編成を宣言した。理由はメンバーのチャン・ヒョンスンの脱退である。
芸能事務所キューブエンターテインメントは今月19日、公式報道資料を通じて、音楽的見解から始まった性格の違いによってBEASTとチャン・ヒョンスンが合意の上で決別したと明らかにした。
BEASTは2016年リリース予定のニューアルバムに向けて準備することには変わりがなく、チャン・ヒョンスンはソロアーティストとして個人での音楽作業に専念する。
問題が表面化したのは約1年以上前。ただしファンたちの主張によればチャン・ヒョンスンの“不誠実な変化”が知られたのは2年以上前になるとも言われる。始まりは昨年9月のファンミーティング不参加事件だ。
チャン・ヒョンスンが事前予告なしでファンミに参加せず、個人的理由という説明があったものの、当日ソウルにあるカフェで知人たちと会っていた事実がSNSによって明らかになった。問題が大きくなったことで所属事務所が急ぎ釈明を行ったが、問題の中心人物チャン・ヒョンスンは公式の謝罪なしにSNS活動を継続し、ファンたちの不満はさらに高まった。
その過程で、チャン・ヒョンスンが数年前からグループ活動に不誠実だったという様々な証拠映像や写真がネット上に多数出回り、これらを目にした人々は批判的な反応を示した。このためチャン・ヒョンスンは今年2月某ファンサイトに「問題になった部分は弁解の余地のない不始末」「心配をかけて申し訳ない」との謝罪文をアップした。
だが事態は好転しなかった。その後BEASTのメンバーたちはチャン・ヒョンスンを除いた形で3月に香港コンサート、4月に台湾ファンミーティングを行った。その過程で3月21日にチャン・ヒョンスンの脱退説が持ち上がったが、当時キューブエンタは「6人全員が一緒に進む。脱退説は事実無根」と発表した。だがチャン・ヒョンスンの態度に対する批判がなかなか収まらず、BEASTファンたちの不満が高まったため事務所側も最後の選択を下したと見られる。
キューブエンタは脱退説を否定して1カ月も経たぬうちにチャン・ヒョンスンの脱退を公式に発表した。以下は事務所側の公式声明の全文である。
こんにちは。キューブエンターテインメントです。BEASTを愛するファンの皆様に感謝申し上げると共に、1点お知らせ申し上げます。
グループBEASTは、本日付でメンバーのチャン・ヒョンスンがチームを脱退し、ユン・ドゥジュン、イ・ギグァン、ヤン・ヨソプ、ヨン・ジュンヒョン、ソン・ドンウンの全5人体制でチームを再編成します。チャン・ヒョンスンは今後BEASTのメンバーではなくソロアーティストとして個人で音楽作業に専念します。
チャン・ヒョンスンと5人のメンバーは互いに違う音楽的見解から始まった性格の違いによりチーム活動に対する発展的変化を事務所側とじっくり相談、議論してきました。そしてメンバー全員の長い熟慮の末チャン・ヒョンスンと合意の上で決別し、チームを再編成することに意見を集約しました。
これまでBEASTは7年以上もの間ファンたちと頂上へ向かう共通の目標を達成するために休むことなく走り続けてきました。よって今回の決定はメンバー、事務所共に容易なことではありませんでした。
5人体制に変わったBEASTは動揺することなく2016年リリース予定のニューアルバム準備と韓国・海外でのスケジュールをこなす予定です。
今後もそれぞれの立場でベストを尽くすBEASTとチャン・ヒョンスンのために引き続き応援と関心をお願いいたします。ありがとうございました。