トヨタ、最量販ミニバンにスポーツモデル「G SPORTS」を追加設定

2016年4月22日 10:09

 トヨタは、同社で最量販5ナンバーミニバンのヴォクシーおよびノアに「G SPORTS(通称G's)」を設定し、ヴォクシー ZS「G's」は、全国のネッツ店、ノア Si「G’s」は、全国のトヨタカローラ店を通じて発売する。

 ヴォクシー ZS「G’s」およびノア Si「G’s」は、2010年にスポーツコンバージョン車シリーズ「G SPORTS」の第1弾として発売されたモデルをマイナーチェンジしたモデルだ。ミニバンを意識させない「走りの楽しさ」「操る喜び」を提供し、同時に上質な乗り心地を実現したという。

 また、G’sとしてのスポーティで個性的なエクステリア、走る気持ちを高揚させるインテリア空間とし、魅力あるモデルに仕上げた。

 足回りには大幅に手が入り、全高を約15mmローダウンさせた専用チューニングサスペンションを採用。専用剛性アップパーツ&フロア下空力パーツにより、ステアリング操作に対する正確なクルマの動きが得られた。加えて、しなやかな乗り心地を実現している。

 また、エクステリアの専用装備も充実した。G’s専用のフロント大型バンパー、フロントグリル、専用LEDイルミネーションビームフードモール、215/45R18タイヤ(ブリヂストン POTENZA RE050A)+7J G’s専用アルミホイール(エンケイ製)、専用サブマフラー(サウンドチューニング)などを装備し、スポーティな雰囲気を強調。

 さらに、内装には、スエード調表皮と合成皮革を組み合わせ、シルバーステッチを施したG’s専用フロントスポーティシート(エンブレム付)、G’s専用高輝度シルバーパネルのオプティトロンメーター(レッド照明/G’sロゴ付)、本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバーステッチ+ディンプル+スポーク部ダークシルバー塗装)、アルミペダルなどを採用し、専用の装備を充実させ、ベース車とは異なる個性を演出した。

 トヨタが提案するすべてのG’sモデルは、世界で最も過酷なレースコースであるドイツ・ニュルブルクリンクを舞台に「クルマの味づくり」を続けているTOYOTA GAZOO Racingのテストドライバーが、「意のままに操る喜び」を味わってもらうためにという想いで徹底したチューニングを施したスポーティモデル。架装工程のインライン化などにより、高品質のスポーツカーを、リーズナブルな価格で提供。すべての人へスポーツカーのある楽しさを提示するスポーツコンバージョン車シリーズだ。

 今回発売のヴォクシー ZS「G’s」ならびに、ノア Si「G’s」の価格は311万9237円。(編集担当:吉田恒)

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