【銘柄フラッシュ】システムソフトなど急伸し三菱3銘柄は大引け間際に下げる

2016年4月20日 17:03

 18日は、三菱自動車<7211>(東1)が14時過ぎから燃費試験を巡り不正行為と伝えられて急落し、一時ストップ安の17.4%安となり、大引けは15.2%安と持ち直したが東証1部の値下がり率1位。この急落と歩調を合わせて三菱重工業<7011>(東1)も一気に軟調に転換し一時4.9%安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)も次第に値を消して一時1.7%安となった。

 東証1部の値上がり率1位はさくらインターネット<3778>(東1)の20.7%高となり、システムソフト<7527>(東2)との合弁新会社発表などを好感。システムソフトはストップ高の48.1%高。東証1部の値上がり率2位はイソライト工業<7527>(東1)の15.3%高となり業績予想の増額修正などを好感。3位はネクシィーズ<4346>(東1)の8.9%高となり、旅行関連電子雑誌などを手がけるため、本日午後に政府観光局の訪日外国人旅客数などが発表のため期待が高揚との見方。

 神戸発動機<6016>(東2)は業績予想の増額などが好感されて14.3%高と急伸。プラッツ<7813>(東マ)は引き続き熊本県を中心とする地震の復興関連株との見方や中国でのネット通販事業への期待などが言われて4日連続ストップ高の22.1%高。ショーケース・ティービー<3909>(東マ)はクラウド型Webマーケティング支援サービスに関する最新の機能などを5月11日開催の「第10回Web&デジタルマーケティングEXPO(春)」に出展とされて17.4%高と年初来の高値。ロゼッタ<6182>(東マ)は伊勢志摩サミット関連株人気や研究開発の加速などが言われてストップ高の17.2%高。テラスカイ<3915>(東マ)はクラウド関連企業の子会社化などが好感されて年初来の高値6.4%高。

 パスポート<7577>(JQS)は昨日に続きパーソナルトレーニングジム「ライザップ」運営会社グループとの提携などが好感されて2日連続ストップ高の22.8%高。グラファイトデザイン<7847>(JQS)はカーボン技術を応用して軽快なドローン(小型無人機)を開発との報道などでストップ高の22.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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