マザーズ指数は6日ぶり反落、前日IPOのグローバルWは公開価格の4.7倍で初値/マザーズ市況

2016年4月20日 16:47


*16:47JST マザーズ指数は6日ぶり反落、前日IPOのグローバルWは公開価格の4.7倍で初値
 本日のマザーズ市場では、前日急伸したSOSEI<4565>が上げ一服となったものの、小型の材料株やテーマ株に循環物色の流れが向かい、前場のマザーズ指数は1200pt台で堅調に推移した。しかし、日経平均が伸び悩み、後場に一時マイナスへ転じると、マザーズでもここまでの大幅上昇に対する利益確定の動きが強まった。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で3321.24億円と連日の活況となっている。騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり115銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、SOSEIが反落し6%近く下げた。売買代金は前日に続きトヨタ自<7203>を上回った。グリーンペプタイド<4594>、MDNT<2370>、ナノキャリア<4571>、OTS<4564>などその他バイオ株も全般軟調。また、カイオム<4583>、アンジェス<4563>、Hamee<3134>がマザーズ下落率上位となった。バイオ株のほか、従前上昇の目立った越境EC関連や医療関連などが売られた。一方、インフォテリア<3853>、インベスターズクラウ<1435>、アキュセラ<4589>、FFRI<3692>、テラスカイ<3915>などが上昇。プラッツ<7813>、エボラブルアジア<6191>、ロゼッタ<6182>、メドレック<4586>がストップ高となったほか、モルフォ<3653>、Gunosy<6047>、ロックオン<3690>などが10%を超える大幅高となった。
 なお、グローバルW<3936>は上場2日目の本日、公開価格の約4.7倍となる高い初値を付けた。《HK》

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