【銘柄フラッシュ】パスポートが急伸し上場のグローバルウェイは買い気配

2016年4月19日 17:19

 19日は、NYダウの約9カ月ぶり1万8000ドル台乗せを受けて米国の投資家の対外投資余力拡大やリスクオン姿勢の強まりなどに期待が広がり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンク3銘柄が6.7%高から5.8%高と急伸し、株価指数の先物主導で主力銘柄に機械的な買いが入る場面もあったようだ。

 このところ「アイフォーン」減産報道が逆風になっていたスマートフォン関連株も、TDK<6762>(東1)が8.2%高、村田製作所<6981>(東1)が5.6%高など軒並み反発した。

 本日上場のグローバルウェイ<3936>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは本日の気配値上限の6810円(公開価格2960円の2.3倍)の買い気配。

 主な株価指数はすべて高い中で、東証マザーズ指数は年初来の高値を更新し、2007年1月以来9年3カ月ぶりに1200ポイント台を回復。

 そーせいグループ<4565>(東マ)がヒトモノクローナル抗体の先進的バイオ医薬品会社カイマブリミテッドとの提携などを材料にストップ高の18.0%高となり、メディネット<2370>(東マ)は直近これという新材料がなく朝方は静かだったが次第にバイオ株人気が波及とされてストップ高の27.3%高。メドレックス<4586>(東マ)は経産省のプロジェクトに採択された生分解樹脂に関する成果の学会発表などが好感されてストップ高の17.7%高。アクセルマーク<3624>(東マ)は新ゲームの出足好調とされてストップ高の25.0%高。データセクション<3905>(東マ)は大手銀行などとのビッグデータ活用などが好感されて13.4%高。

 麻生フオームクリート<1730>(JQS)は熊本県を中心に発生した同時多発地震の復興関連株の中でも麻生財務大臣につながる銘柄といった思惑が言われて買い気配のまま3日連続ストップ高の18.3%高。パスポート<7577>(JQS)はパーソナルトレーニングジム「ライザップ」運営会社グループとの提携などが好感されてストップ高の29.5%高。リプロセル<4978>(JQG)は中国企業との提携などが好感されてストップ高の19.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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