無料でSSL/TLS証明書を発行するLet's Encryptが正式サービスを開始

2016年4月18日 20:39

Printable is bad. 曰く、 無料でSSL/TLS証明書を発行するプロジェクト「Let's Encrypt」が、オープンベータテストを終えて正式サービスを開始した(公式発表公式発表の和訳GIGAZINE)。

 2015年9月のベータテスト開始以来、Let's Encryptの証明書発行数は急増しており、380万以上のウェブサイトに対して、170万枚以上のサーバ証明書を発行するに至っている。

 Let's Encryptでは、IETFで標準化されているACMEというオープンプロトコルで証明書の発行手続きを完全自動化しており、いくつかのコマンドを実行するだけで簡単に証明書を取得することができる。

 ファーストサーバWordPress.comなど、ホスティングサービスへのLet's Encryptの導入も進んでおり、Webサイトの常時暗号化が一般的になる日もそう遠くないかもしれない。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | 暗号

 関連ストーリー: Let's Encryptの証明書、不正広告攻撃に悪用される 2016年01月11日 サーバー証明書を無料発行する「Let's Encrypt」がパブリックベータに移行 2015年12月05日 無料でSSL証明書を取得できるサービス、来年夏登場予定 2014年11月20日

関連記事

最新記事