熊本地震で観光客減った宿泊施設借り上げ検討を―民進・枝野幸男氏

2016年4月18日 16:19

 民進党の枝野幸男幹事長は17日開いた党熊本地震災害対策本部で「避難が長期にわたるようであれば、観光客が減ってしまった周辺観光地などの宿泊施設を借り上げることも検討したほうが良い」などの提言をした。

 また、神山洋介ネクスト防災担当副大臣は「子どもの教育・学校をどうするのかを考えないといけない」。副本部長の山尾志桜里政調会長は「病院での帝王切開や人工透析など延期のきかないものについての対策が急がれる」とした。

 原口一博対策本部副本部長は「党として、1人で暮らし高齢者、避難に困難を抱える人たちへの支援を特に政府にしっかりお願いしたい」とした。

 本部長の岡田克也代表は「長期化が予想される避難生活に対し、心のケアなど医療関係の対策を求めていく」考えも示した。

 現地・熊本にいる松野頼久衆院議員は「圧倒的に物資が足りないというのが現状。さらに加速することをお願いしてもらうとありがたい」と話した。(編集担当:森高龍二)

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