Windows版QuickTimeに2件の脆弱性、Appleは修正予定無しとしてアンインストールを推奨

2016年4月16日 22:35

 Windows版QuickTimeに2件のゼロデイ脆弱性が確認された。開発元のAppleはこの脆弱性について修正する予定はないとし、アンインストールを推奨している(気になる、記になる…INTERNET Watch)。

 問題の脆弱性は、ヒープバッファオーバーフローによって任意のコードが実行される可能性があるとうもの(JVNTA#92371676)。Windows版にのみ存在し、Mac OS X版にはこの脆弱性は存在しない。QuickTime for Windowsのサポートは終了しているというステータスであるため、対処方法はQuickTime for Windowsのアンインストールしかないようだ。

 スラドのコメントを読む | アップルセクション | セキュリティ | アップル

 関連ストーリー: 複数のセキュリティ問題を修正したWindows版QuickTime 7.7.9リリース 2016年01月14日 Appleは最も脆弱性の多いソフトウェアベンダーであるという指摘 2015年10月29日 QuickTimeのゼロデイ脆弱性情報が公表される 2014年08月06日

関連記事

最新記事