【銘柄フラッシュ】熊本地震を受けてヤマウなど急伸し本日上場のエディアは94%高

2016年4月15日 16:57

 15日は、熊本地震を受けて復興関連株を探す動きが活発化し、九州発祥の若築建設<1888>(東1)が9.5%高、特殊土木の日特建設<1929>(東1)は7.6%高、免震ブロックの富士ピー・エス<1848>(東2)はストップ高の33.5%高、鹿児島地盤のコーアツ工業<1743>(東2)もストップ高の27.6%高、介護ベッドのプラッツ<7813>(東マ)は本社が福岡県とあってストップ高の22.7%高、地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)は13.5%高、麻生フオームクリート<1730>(JQS)もストップ高の28.9%高、九州地盤のヤマウ<5284>(JQS)もストップ高の28.9%高。

 東証1部の値上がり率1位は新日本理化<4406>(東1)の19.6%高となり、4月下旬に都内で開催される国際医薬品原料・中間体展に出展とされて期待高揚。2位はレナウン<3606>(東1)の16.2%高となり、2月決算や今期の予想が好感されて年初来の高値。ブロンコビリー<3091>(東1)は四半期決算が好調で9.0%高。ロック・フィールド<2910>(東1)は4月末の株式分割が材料視され7.5%高。キャリアリンク<6070>(東1)は好決算に加えて株式分割も発表し6.1%高。

 本日新規上場のエディア<3935>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、後場12時57分に公開価格1630円を94%上回る3165円で初値がついた。その後は3530円を高値にモミ合い、終値は2790円。

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)は好決算などが好感されて14.2%高となり、シンバイオ製薬<4582>(JQG)は役員・従業員向けのストックオプションなどが好感されて20.2%高。テラスカイ<3915>(東マ)は好決算や株式分割の発表が好感されて21.8%高。オークファン<3674>(東マ)はさらなるM&A(買収・合併)に期待が再燃とされて14.8%高。Gunosy(グノシー)<6047>(東マ)は業務提携などが好感されストップ高の16.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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