NY金:続伸で1260.90ドル、米早期追加利上げ観測後退による買い先行

2016年4月13日 02:58


*02:58JST NY金:続伸で1260.90ドル、米早期追加利上げ観測後退による買い先行
 NY金は続伸(COMEX金6月限終値:1260.90↑2.90)。1264.40ドルまで上昇した後、いったん1253.00ドルまで下落した。この日発表の米国の3月輸入物価指数が下振れだったことで、米連邦準備理事会(FRB)の早期追加利上げ観測後退による金の買いが先行した。

 その後、産油国間の増産凍結合意への期待から、NY原油先物が42ドル近くまで上昇。また、米株も大幅高になったことで(NYダウ一時166ドル高)、安全資産としての需要後退から金の売りが優勢になり、一時下落に転じた。《KK》

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